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土木施工管理技士になるためには

こんにちは!静岡県浜松市に拠点を構え、静岡県や愛知県にて、道路、橋梁、河川のほか、幅広い土木工事を請け負っている株式会社宮島建設です。
国家資格である施工管理技士の1つである「土木施工管理技士」は、土木工事の現場で、主任技術者や監理技術者になるために必要な資格です。
今回は、土木施工管理技士になるための必須事項についてご紹介いたします。

資格試験の受験

土木施工管理技士の資格を取得するためには、資格試験を受験しなければなりません。
学科試験と実地試験があり、それぞれ別の日に行われます。
2級は、学科試験が年2回、実地試験が年1回行われます。
1級は、学科試験が年1回、実地試験も年1回の日程で行われ、実地試験まで合格すると晴れて土木施工管理技士になることができます。
1級の試験が学科・実地ともに、年1回のみですので、願書の出し忘れというようなミスに気をつけなければなりません。

学歴と実務経験

土木施工管理技士の資格試験は、だれでも受験できるわけではありません。
学歴や実務経験に応じた受験資格が存在します。
1級土木施工管理技士をみてみると、大学の土木科などの指定学科卒は実務経験1年以上、指定学科以外卒は実務経験4年6ヶ月以上で受験資格を得られます。
高卒の場合は、指定学科卒で実務経験10年以上、指定学科以外卒だと実務経験11年6ヶ月になります。
その他、短大、専門学校卒や2級合格者の場合など、とても細かく分けられています。
いかなる場合でも、土木施工管理技士の1級を取得するには、十分な実務経験が必要です。

現場においての指導・監督の経験

受験資格を先述しましたが、受験資格に必要な実務経験の中に「指導監督的実務経験1年以上」という条件があります。
指導監督的実務経験とは、現場代理人、主任技術者などの作業員に指示する立場で、現場監督を経験した年数になります。
ただ土木作業員の実務経験を重ねるだけではなく、指導的立場での経験も求められるのです。
土木施工管理技士になるには、長い道のりを歩まなければなりませんが、コツコツと日々努力を重ねれば新しい道が開け、ステップアップにつながるでしょう。

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最後までご覧いただき誠にありがとうございました。